いま中国に日本人が行こうとすると入国できるか?⑤パスポートコントロール!
今回は上海着陸からPCR検査、入国について書きます!
前回の記事はこちら
入国編も佳境です!
着陸後の機内での待機時間は?
前回の経験から、着陸してもそのまま待機だろうなーと
思っていたら普通にシートベルトサインが消灯し、
何もアナウンスされないので
皆おずおずと降機の準備を始めました。
でも少しするとやっぱり「検疫官が機内を点検しますので、
しばらくそのまま着席し、通路を開けてください」とアナウンス。
みんな下した荷物を再度コンパートメントに上げ直したり、
空いている席や足元にねじ込んだり、バタバタ。
CAさんも、着陸してみないと
その後の対応がわからないのかもしれないですね。
しばらくして防護服を着た検疫官が乗り込んできて、
通路を行ったり来たり。
ぱっと見コロナの症状がある人を探してたのかなと思います。
特に問題なかったようで、やっと降機。
始めに列番号1~37の乗客が下ろされ、
わたしは2番目のグループだったのでもう少し待ちました。
着陸から降機まで、約40分。
まあ早い方かな?
降機すると検温ポイントがあったり、
さっき取得したQRコードを見せたりします。
問診もどこかのタイミングでありました。
衝立のある簡易的なスペースで
一人ずつ椅子に座って検疫官と対面し、
質問に答えたりPCR検査同意書にサインしたりします。
わたしを担当してくれた検疫官は
日本語が話せたのでありがたかったです^^
もし日本語や中国語が話せなくても、
スマホの通訳アプリを使えば問題ないです。
そしてPCR検査へ
そしてクネクネうねうねした通路を通り、
識別番号が貼り付けられた試験管を受け取って
PCR検査へ。
プレハブ小屋の中で
衝立で区切られたスペースに
また検疫官と向い合せで座ります。
ここでは従来通り綿棒を鼻から入れるスタイルです。
マスクを、鼻だけ露出するように
ずらすよう言われます。
最初に綿棒を2本見せられたから
モシヤと思いましたが。。。
そのモシヤでした(´;ω;`)
片方の鼻の穴が終わったら、
もう片方の穴からも採取します。。。
痛い。。。痛いよう(´;ω;`)
ゆ~っくりやってはくれてるんですけど、
痛いものは痛い。
その後もしばらく喉の奥が痛かったです。
他の乗客で子連れの方もいたんですが、
もちろん子どもも同じ方法で検体採取されてて、
本当にかわいそうでした。
大人でも嫌なのに。
プレハブに泣き声がこだまする中、
わたしは「がんばって…」と祈りながら
足早にその場を去ることしかできませんでしたお(´;ω;`)
検疫官も辛いだろうな。
早く、確実で速くて痛くない検査方法が確立されますように。ナムー
でも痛くてもなんでもいいから、
とにかく入国させてほしいです。
入国審査の結果は!?
ここから問題の入国審査に参ります。
もうここまで来たらどうにでもなれという心境です。
機内では入境カードが不足していてもらえなかったので
審査エリアで書きましたが、
入国審査に並んでいる人は10人未満だったので
焦ることもなくカウンターでのんびり書けました。
(普段だったらできるだけ機内でもらうか、
並びながらパスポートを下敷きにして書くことが多いと思います)
並んで1~2分ほど待ち、いよいよ入国審査!
なんと今回は審査官も日本語を話せる人でした。
さっきの検疫官もそうだったけど、
女性の方が日本語話してくれる率が高いのかも?
入国の目的を聞かれ、マスクを外して本人確認
居留許可確認してる。。。
今度はパスポートを機械に伏せて読み取らせてる。。。
パソコンをカチャカチャ打ったり。。。
どうなる!???
。。。
はんこガチャーン!! からの
「はいOK」
(とは言われなかったかも)
えっ???
ホントに?
まいいや、とにかくこの人の気が変わらないうちに
さっさとパスポート取って行きましょう。
ということでものの5分、いや3分?
であっさり入国!!!!!
あーーーーー
よかった。。。
何事もなく入国できて本当に良かった。
心に安堵の気持ちが広がった瞬間でした。
通過してすぐに、夫とその他
連絡しまくってた人たちにとにかく「入国しました!」
とだけ報告のメッセージを送りました^^
預け荷物の回収~居住エリア毎に待機
入国審査が終わるともう
ふふふふ~~~ん♪て感じで
荷物のピックアップへ。
検査などでけっこう時間が経っているので、
大体の荷物がすでに出てきてます。
わたしの荷物もすぐにピックアップできました。
係員がターンテーブルの前にカートを並べておいてくれてたので、
すぐに荷物を載せて移動できて
ありがたかったです。感謝
税関エリアへ。
申告するものがなかったので、
Nothing to declareの方に行きます。
いまの時期は乗客が少ないので
荷物は漏れなく全員スキャンされました。
特に呼び止められることもなく通過。
普通でしたらここで到着ゲートに出て
電車やタクシーで移動!となりますが、
今は居住区毎にまとまって隔離場所に移動となりますので、
振り分けられます。
まず上海か上海外かで振り分けられ、
次に上海内の区で振り分けられます。
上海に住んでいる人は振り分けられるというか、
自分の居住区の看板があるところに自分で行きます。
通れる通路やスペースは限られているので、
迷うことはありません。
ちなみに振り分け途中でもう一度
別のQRコードをwechatで読み取り、登録しました。
登録内容は離陸前に登録したものと大体おなじだった気がします。
隔離場所の希望調査
当該居住区のデスクで係員にパスポートを渡し、
隔離場所についての用紙に記入します。
最初に英文版を書いて渡したんですが、
なぜか結局中文版も書いてと言われて書きました(笑)
内容は同じはずなんですが。。。
賃貸だと賃貸契約書のコピーを見せてと言われます。
日本出国前にプリントアウトしておいてよかったです。
もし会社名で借りている場合は、
自分や家族がその会社で働いていることを証明する書類が必要です。
これは名刺で大丈夫でした。
問題がなければ、基本的に
7日ホテル+7日自宅で隔離ができるようです。
ただし自宅がサービスアパートメントだったり、
(サービスアパートメント側がNGを出すらしい)
同じ飛行機の乗客に陽性者がいたりすると
14日間通してホテル隔離になるそう。
また、自宅に問題がなくても、例えば家には家族がいるから
などの理由で14日ホテルにしてほしいと
自分から希望することもできるみたいです。
パスポートはホテルでのチェックインまで返してもらえませんが、
前回ちゃんと返してもらえたので、
あまり心配はしませんでした。
降機からここまではほとんど待たされることなくスムーズでしたが、
ここから持久戦になります。
この時点で20時前、
さて、ホテルには何時にチェックインできるでしょ~か!?
もう入国できたから
何でも来いって気持ちですけど(笑)